スピリチュアルで自分の才能を発見しよう
目次
自分の才能を知りたければ、自分の人生のテーマを探す方が良いよ。その探し方について書いています。
自分の才能を発見しよう
自分の才能ってなんだろう?
さて、みなさん。現在のお仕事に満足していますか?満足しているかどうかは、いろんな要因によって変わってきますよね。たとえば、職場の人間関係や上司がどんな感じだとか、もちろんやってる仕事の内容、それから会社の風土、などなど。自分の才能って何だろう?
そんななかでも、自分の仕事に十分満足していると思っている人は、少なからず自分の才能を発揮しているという実感があるのではないでしょうか?
能力に限定していえば、わたしたちは誰もが①自分独自の才能を知りたい、②その才能をさらに高めたい、そして③それを十分に発揮したい、と思うでしょうね。
今回は①について考えてみましょう。つまり自分の才能の発見ということですね。
たとえばアーティストといわれる人は、どのようにして自分の才能、たとえば創造性やセンスを見出したのでしょうか?もちろん先天的なものもあるでしょう。しかし、いくら先天的なものだからといっても、それを継続していくにはやっぱり才能を磨き上げることも必要でしょう。
では、どうしたら自分の才能を見出すことができるでしょうか?
統合的視点を活用する
一般的に言われているのは好きなことに才能が隠れている、ということでしょうか。たとえば「好きこそものの上手なり・・・」ということわざがありますよね。これは否定できないところではありますが、全てそうかというとちょっと違うかも、と思えてきます。
さて、ここで「スピキャリ」の出番です。スピリチュアルの考え方を取り入れて、自分の才能を見出すのです!
まず、みなさんの「過去」をざっくり想い出してみてください。そこにヒントがあります。人間は自我があるので、ある程度、自分の希望や理想に向かってこれまでの人生を歩んできたことと思います。そうした努力の結果はどうでしたか?
おそらく、うまくいったこともあったし、うまくいかなかったこともあった、というのが大半の意見でしょうね。
実はこの考え方自体が現世的・世俗的なんです。成功と失敗という二分法思考ともいえる考え方です。あれかこれか。あれは良かったけどこれは良くなかった。あれは白でこれは黒、という感じ。こんなふうに、1つ1つの出来事をどちらかに分け、個別にそれに焦点を当てていたのでは、自分のほんとうの才能は見えてきません。
そうではなくて、過去の経緯そのもの、そのプロセス全体を想い出しみてください。
この一連のプロセスのなかには、文字通り成功や失敗が含まれますよね。そしてみなさんは、そうした成功や失敗などを繰り返すなかで、いろいろ悩んだり、挑戦したりしつつ現在に至っているわけです。
全体を捉えるために必要となるのは、一つ階層を上がること、つまり上からの視点ですね。これを二分法思考と対比させて統合的思考とでも呼んでおきましょう。
よくこんな話を聞きませんか?「いろいろあったけど、すべて自分の身になってきた」と。これは統合的思考で過去を振り返っているのです。
こんなふうに振り返ってみたとき、そこにあなたの才能がじょじょに見えてきます。
テーマから才能を見つけだそう!
では、いよいよ具体的なスピキャリに入ります。
自分が歩んできた一連のプロセスを振り返ってみて、次の質問をしてみてください。
「自分は、どんな方向へと導かれているだろうか?」と。
あなたを導いている高次の自分、すなわちハイヤーセルの視点に立ってみてください。これがよくわからなければ、自分が自分のアドバイザーになったと仮定してみてください。要するに、自分自身に入り込み過ぎず、ちょっと客観的な視点で自分を観察してみるんです。
そうすると、そこに否でも認めざるを得ない「隠された人生のテーマ」のようなものが浮かび上がってきませんか?自分ではあまり意識していないかもしれないし、気づいていないかもしれませんが・・・。
例
・なんか人に教える感じの仕事
・誰かに元気を与えてるかなー
・ついつい集中して細かい作業をしてる
・知らない場所をふらーりと旅してる etc.
例
・いつも家族の問題で悩んでるかも
・なんか困った人が寄ってくるかも
・どこへ行ってもリーダー扱い
・あまり人から話しかけられないでひとりぼっち etc.
例
・○○ちゃんくると、いつも場が盛り上がるよね
・癒し系だよねー
・不思議ちゃんだよね
・服のセンスが独特だよね etc.
どうでしたか?
何か心当たりはありましたか?
ここでいうテーマとは、言い換えれば「自分が導かれている方向性」です。知らず知らずのうちに、そちらに導かれている方向性です。
別にそうしようと頑張っているわけではないのに、あまり意識していないのにやっている(やってしまう)行動、あなたの人生でよく起こる出来事、そして他人からよく言われること、そのなかにあなたのテーマが隠されています。
もしそのテーマがわかれば、あなたはそのテーマを追求するために必要な才能を「必ず」与えられています。
テーマのない人はいません。年齢、性別、置かれた環境などが違っても、人生を生きている限り、何がしかのテーマを与えられています。
最初はこれでいいのかな、と自信が持てなくてもいいんです。自分のテーマは自分がそう思えばそれが答です。テーマを知りうる人間は自分しかいません。
テーマは良いこととは限りません。ここでいうテーマは「自分が導かれている方向性」ということですから、いつも人から話しかけられず孤立してしまうといった、一般的にはネガティブな事象でさえもそこにテーマが隠れています。
この場合のテーマは、たとえば外界ではなく自分の内面に向かうように導かれている、あるいは、人の気持ちを察するように導かれている、などといえるでしょう。
ということは、あなたの才能は「心や心理に関する領域」や「共感力」ということになるでしょう。
もう1つの例で「いつもリーダー役になってしまう」という人の才能は、ひところで言えば、リーダーシップの才能があるということですよね。
リーダーになったときに、自分が大切にしていることを考えてみてください。たとえば、よく人の話を聞く、アイデアで勝負している、人を見る眼がある、などなど。これがあなたの才能ということになるでしょう。
こんな風に、なんとなくでも良いので自分に与えられている人生のテーマを感じ取れれば、「自分の才能」はそのテーマを実現するためにちゃんと与えられています。
仕事やキャリアアップや能力開発ももちろん重要ですが、あなた自身があまり意識していない些細なことにこそ、あまたの才能はあったりするんです。
人生にスピキャリを。
またね