チャネリングは、実際どのように聞こえるのか、聞こえてくるのか?
目次
こんにちは!
今回はサラ・ワイズマン著書『神の筆跡』の第8章を簡単に要約します。
第8章は、チャネリングすると実際どのように聞こえてくるのか、についてです。
うん、それ知りたいよ。
自分の考えとガイダンスからの聴こえ方の違いがあるの?
チャネリングは、実際どのように聞こえるのか、聞こえてくるのか?
声の大きさ・聴こえ方について
サラによれば、チャネリングの聴こえ方は日常の聴こえ方と違います。
チャネリングのそれは、「直接的」な聴こえ方ではないということ。
まず声の大きさはというと、
車のクラクションは大きくハッキリ聞こえますよね。でも、チャネリングしているときには、「こもった感じ」もしくは「遠くで聴こえる感じ」になる。
どちらも同じ音なんだけど、少し「聴こえにくい」感じになるそうよ。
そして聴こえ方はというと、
人によっては、片耳から聞こえる、内なる声として聴こえる、もしくはある考えがマインドで表現されている感じ、ということ。
この声は、一般的に、ハイヤーセルフや高次存在からの声と呼ばれているものです。
ここで、少しサラの個人的な経験を紹介しつつ、チャネリングを通した声についてもう少し見ておきましょう。
サラによれば、チャネリングをしているときに聴こえてくる声は、自分のものとはアクセントもしゃべり方も、使う言葉(ボキャブラリー)も違っているということ。
さらに聴こえてくる内容も、自分の内なる思考とはまったく異なっている。
たとえば、(サラは作家だから)原稿を入稿する締切に追われてどうしようとか、もう少し痩せなくちゃとか、次の支払いについての内容がほとんどだけど、
スピリットガイドからやってくる声は、「愛している」、「よくやってるよ」など、とても心地良い祝福に満ちた内容ということ。
チャネリングの「ポータル(入口)」を開けましょう!
サラはある日、コンスタンス(サラのスピリット・ガイド)からチャネリングのための「ポータル(入口)」についてのガイダンスを受け取ります。
コンスタンスはそのとき「玉ねぎ」の例を出してくれたそうなんです。
玉ねぎは皮がレイヤーになっていて、1つ剥いてもまた皮が出てきますよね。
チャネリングのポータルもレイヤーになっていて、特定のレイヤーの入り口は、その上のレイヤーの入り口とも、その下のレイヤーの入り口ともつながっている。
たとえば、黄色のレイヤーが地球の領域だとすると、
グレーが、最近亡くなった人たちの領域、
そのうえの水色が、スピリットガイドや天使の領域、、、、
そして、それぞれにポータルがある感じ。
だから、自分と違う領域の存在とコミュニケーションをしたいのであれば、
両方の側がそのポータルを開く必要がある、ということ。
だから、全ての領域の存在とつながれる場合には、各レイヤーの全てのポータルが開いているということなの。
サラが「魂のレッスン33」をチャネリングしているときには、
1.コンスタンスは自分の存在をサラに知らせようとしたし、
2.サラもそれに同意した、
ということを意味しているの。
つまり両方がそのポータルを開けていた、ということなんです。
前向きにガイダンスを受け取ることが重要
サラによると、チャネリングでは聴こえ方(どんなふうに聴こえるか)はあまり大きな問題ではなく、
最も重要なことは、そのガイダンスを「前向きに聴こうとすること」です。
でも、それは難しい面もあるの。
その理由は、主に3つ。
・自分の中のおしゃべりが大きすぎて聴こえない(たとえば、チャネリングってなんだか怪しいわ、とか)
・正しくガイダンスが受け取れないという不安を感じる
・まったくガイダンスが受け取れないという不安を感じる
サラは、これらは全て手放してほしいと述べています。
チャネリングをしていて、なんだか不安になったり、次にどうしたらいいのかわからなくなったら、
「ただ待つ」
待ってみることをお勧めしています。
心をオープンに柔軟にして、
ポータル(入口)を開けてください。
チャネリングしている最中に最も重要なことは、「自分自身を手が空いている状態にしておく(忙しくしない)」ということなのです。
ポータルを開けておくイメージが少しわかったよ。
リラックスして、待ってみるということだよね。
そうね!
次回は、チャネリングの「見え方」についてよ。
どうぞ、お楽しみに。
引用文献:サラ・ワイズマン著(2009)『神の筆跡』第8章(pp.61-66.)