タロット占い、イスラ流リーディングのコツは「現状認識」にあり!
目次
タロット占い、イスラ流リーディングのコツは「現状認識」にあり!
タロット・リーディングの「考え方」
今回は、イスラがタロット占いで大切にしていることを書いています。
大切にしている「考え方」ないしは「拠り所」といってもいいでしょうか。これについてご紹介しています。
考え方は人それぞれあると思いますが、
もしよろしければ参考にしてくださいね!
自分以外の人のために、リーディングする場合には、相談者のお悩みの現状を出来るだけ読み取ることが重要です。
すなわち、相談者のお悩みの「現状」はどうなっているのか?ということです。
この場合の現状には次の2つが含まれます。
1.過去の経緯を含めて現状はどうなっているか?
2.相談者はなぜそのようなお悩み(問題)を抱えているのか?
今回はこの2つについてフォーカスしつつ、タロットリーディングの考え方やねらいについて書いています。
イスラがこの2つにフォーカスするそもそも理由は、やはり、より良いアドバイスや解決策をお伝えしたいからです。
ただ単に、タロットに「未来はどうなるのか」に関する質問をして、出たカードをリーディングするのではなく、
タロットリーダーが、相談者の過去の経緯を含めた現状、そしてパーソナリティを知ったうえで、最終的にお悩みに対する答えを出したい(リーディングできれば)という考えを持っています。
ここで注意点なのですが、この2つの質問に対してそれぞれどのようなスプレッドを展開し、どのようなリーディングをするのかは人それぞれです。
この記事では、スプレッドや実際のリーディングのやり方について解説しているのではなくて、
どのようなスプレッドでもどのようなリーディングをしても構わないけれど、タロット占いを行うえで、この2つを念頭に置いておくと良いのではないでしょうか、というご提案をしたいということです。
それでは、「1.過去の経緯を含めて現状はどのようになっているのか」から始めますね。
1.過去の経緯を含めて現状はどのようになっているのか?
最初は、基本的にご相談内容をお聞きして占術を選ぶのですが、タロットを使う場合はカードやスプレットも同時に選びます。
そして最初に見るのが、お悩みについての「現状」です。
この場合の現状には、過去からの経緯も含まれています。
つまり、過去から現在に至る流れを含めた「現状」です。
現状がどのようになっているかについてカードから読み取る感じです。
もちろん、現状については、相談者ご自身からお話していただける場合もあります。
でも、それはあくまでも相談者にとっての「真実」なので、リーディングする側がそれを意識し過ぎると、リーディングも偏ったものになってしまう傾向があります。
その結果、相談者が解決したいお悩みに対して新しい視点や考え方をご提示することが難しくなってしまいます。
イスラは、せっかくご相談いただいたのですから、あくまで「タロット視点」、つまりタロットを通して見えてくる「真実」を知ることが必要だと思っています。
なので、みなさまにも、タロットが教えてくれている「真実」をリーディングすることをお勧めします。
2.相談者はなぜその問題を抱えているのか?
次に、「2.相談者はなぜ現在その問題を抱えているのか」、ということへのアプローチです。
「1」と「2」は同じスプレッドを展開するなかで同時に読み取ることもできますし、別々にスプレッドを展開してもOKです。
ここでは便宜上、分けて書いています。
「2.」について知ろうとする場合は、相談者のパーソナリティを踏まえておく必要があります。
この部分は、最初に生年月日などから(命術を使って)導き出しておきます。イスラの場合だと、数秘・気学・西洋占星術などで、相談者のおおよそのパーソナリティを掴むようにしています。
相談者のパーソナリティを踏まえたうえで、「なぜ、ご相談者のA子さんに、こうした問題が降りかかっているのだろう?」ということをリーディングしていきます。
人にはそれぞれ性格や特徴があるので、そうした要素を加味しながらリーディングしてみましょう。
そうすると、なぜその問題が起こっているのか、さらにはなぜ解決が難しいのかが見えてきます。
最後に、問題解決へ向かいましょう
以上のようにして現状認識ができたら、その後に、お悩みや問題をどのように解決したらよいかにアプローチしていきます。
現状(1と2)をしっかりリーディングしておくことで、お悩みへの解決策についてもスムーズにリーディングすることが出来るはずです。
ぜひ、やってみてね!
タロットリーディングは、ご相談者の質問を受けてカードを読んでいく作業なのですが、
何を拠り所としてカードをリーディングしているのかについて、リーディングする側が理解していることは大切だと考えています。
今日ご紹介したのは、あくまでも「イスラ流」というか、イスラが大切にしていることなので、それが正解というわけではありません。
よろしければ参考にしてくださいね。
それではまた!